吾輩は鬱である。希望はまだない。

私は鬱です。

ゆえにこの日記を書くことで、なんとか日々を生き抜いていたぞ!という証を残そうとしています。

なんか、自動翻訳みたいな文章になりましたが(笑)、まぁ備忘録兼遺書感覚でやっていきたいということです。

さて、初回ということできちんと今までの自分を簡単に振り返ろうと思います。

中学に入ってから人付き合いが本当にしんどくて、人と関わることを全般的に避けるようになる。
中高一貫校だったが、友達と遊ぶのが嫌すぎて、6年間でプライベートで友達と遊んだのは2~3回くらい。

15歳の時、同級生に体型を軽くバカにされ、拒食症になる。(高校卒業までに体重は戻った。)

修学旅行はもちろん欠席。
文化祭は帰宅部なので一人でフラフラ、でも周りからの目を気にして全然楽しめないし、惨めな気持ちだった。
夏休みなどの長期休みは外にほとんど出ず、室内でひたすらゲームをしていた。

高校後半は朝起きれなくなりほとんど毎日遅刻。
クラスでは当初イケてるグループにいたが、ギャルたちに気に入られるように振る舞うのが馬鹿馬鹿しなり、突然独立。
その後は誰か特定の人と仲良くなったりせず、卒業までスナフキンのようにふらふらと一人で過ごしていた。

拒食症がたたり、内臓機能やホルモン分泌機能に異常が残ったためか、高校卒業間近に顔面に大量のニキビが出来、自分の容姿を憎み、完全に自分に自信をなくす。

このニキビ面が元々の人間嫌いにさらに拍車をかけ、大学に進学する頃には精神崩壊。

みんなが私を見て、内心では「うわ、きったねーニキビ面。きも!」と思ってる!!と被害妄想にかられ、人と普通のコミュニケーションが出来なくなり、大学に行くことが出来なくなり、結果中退。

大学中退後、生まれてはじめて心療内科に行き、対人恐怖症、社交不安症と診断される。

そこから転がるように転落人生。

人の目が怖いので、まともな人間関係を築くことが出来ず定職につけない。
アルバイトも含め、10回以上転職する。

28歳には鬱は寛解していたが、31歳の転職を機に鬱が再発。
現在は週2回ホテルの掃除のアルバイトをしています。

そんな感じの私です。

なんだか書いてて涙が出てきそうだわぃ(笑)

笑えるけど、笑えません(笑)

鬱の再発は約2ヶ月前で、毎日無気力でこの2ヶ月間本当にほぼ寝たきり。何もしてない。
ただ、寝て現実から逃げまくりました。

罪悪感というより、そんなことすら考えられないくらい頭がモヤモヤモヤモヤとしていて永遠にネガティヴなことしか考えられてない。まぁこれは今もか。

さすがに辛くて、藁にもすがる思いで1ヶ月前に心療内科に行きました。

人が苦手な私にとって、申し訳ないのですが、心療内科の先生やカウンセラーさんも信用出来ないことが多々ありまして、、。
なので、人生ではじめて行った心療内科も1度しか行かず薬もあっという間に切れたけど、通いませんでしたし、他のところにも行きませんでした。

今回のところはとても有り難いことに、恐らく先生との相性が良さそう?な気がします。

さて、今日あったこと。

今日はひたすら引きこもりました。
先週の土曜からホステルの掃除のアルバイトを始めたこともあって、結構疲労感が残っている。

最初週4で!とか言ってたけど、こんなん週2でお腹いっぱいだわ!

同じスタッフさんはみんな外国人で、しかも日本語や英語があまり喋れないからコミュニケーションが取れなくて超不便。

掃除って1人でやるのかと思ったけど、ここは特殊で2~4人でやるのよね。
なのでチームワークが結構大事なのに、みんなバラバラ。しまいにはタガログ語で喋り出して、私ついていけませんけどー??みたいな。

ごめん、ここでは少しだけ文句言わせておくれ(笑)

あぁ、これじゃあ今日あったことになってない!(笑)

今日は、机の整理をしていたらある人からのお手紙を見つけました。

そのある人というのは、私が19歳の頃、対人恐怖症で家に引き込もっていた時に付き合っていた方でした。

いや~、今はね、人と付き合うなんて考えただけでも心がザワザワ胃がムカムカしてくるけど(笑)、当時の私にとっては彼が本当に救いでした。

その手紙は彼と別れたあとに彼がくれたもので、付き合っていた当時に一緒に行ったお寺の御守りが入っていました。

付き合っていた当時、彼は献身的に鬱の私に尽くしてくれて、自殺未遂までした完全メンヘラな私を励まし続けてくれました。

彼は決して宗教にはまっていたとかそういうことではありませんでしたが、ある時私にある御守りをくれたのです。

それは彼の地元にあるお寺のもので、「身代わり御守り」というものでした。
これは、辛いことを受ける人の代わりに、神様がその辛さを引き受けてくださる、という感じのものでした。

当時死ぬことばかり考えていた私に、彼はこれを差し出し、「これ以上きみが辛くならないように」と言ってくれたのでした。

別れてしまってから貰った最後の手紙にも、この御守りが入っていました。

これを今日たまたま見つけて、当時のことや書かれた手紙の文字から伝わってくる温かく優しい彼のことを思い出したのでした。

鬱が再発してるから、身代わりになってくれてないのでは?

なんて思う方も少しはいるのかもしれません。
私もそんなことを心の片隅でふと思ってしまうほど、今は鬱真っ只中で心に余裕がないのですが、でも。

不思議とこの御守りに感謝せずにいられませんでした。

この手紙を貰ったのはもう5年以上も前のことですが、この5年、私はきっとこの御守りに密かに守られていたのかもしれません。

辛いこともたくさんあったけど、今も死にたい気持ちは消えていないけれど、それでも今の私には涙が出るほど嬉しいことでした。

別にその彼をまた好きになったとか、そんなことは有り得ません。
でも、こういう時にこういうタイミングでこれを見つけられて素直に良かったなぁなんて思うんです。

と同時に、この5年間、机に奥にしまっていたことをとても申し訳なく思いました。

私は彼に支えられながら絶望の時から見事に立ち直ったのに、また、こうして同じようにつまづいて、また勝手に人生に絶望してしまったと思うと、なんだか情けない気もしてます。
何回同じことを繰り返すんだ?!った呆れられても仕方ない。

あの時立ち上がれたんだから!とか自分を奮い立たせても、中々持続しなくてすぐにまたグワーーーッと暗いもやがすごい勢いで私の頭上に立ち込めてくる。

自分にほんとにムカつくのは、このせい。

でも、違うんだ。そうじゃなくて。
私が今日残したかったのは、ありがとうの気持ちです。

今日はその、素直な気持ちをちゃんと残したかった。

それではそろそろ寝ます。

この際私には身代わりなんてなくてもいいから、今は私が、彼に辛いことが起こらないように祈りながら寝ます。

5年越しでごめん!